異業種からも学ぶ

異業種からも学ぶ

2017年6月28日

飲食店の業績アップを考えるとき、
繁盛店視察だけではいけません。

繁盛店視察をして、良い取り組みを
目の当たりにしてそれを自店でも取り入れる。

これは飲食店の経営者及び幹部ならしないといけません。

しかし、それを真似したところで
二番煎じです。

自店の商圏では、それをやっていないから
差別化になる、
これは正しい考え方ですが、
そればかりやっていても
新しいものを生む能力は培われません。

そこで異業種からも学ぶ
ということを実践してください。

例えば、
何かスウィーツ系の企画を練る時、
私はコンビニの棚割なんかを参考にしています。

チョコレートの派生商品は、
ストロベリー系が多くて、
次にホワイトか抹茶だなとか。

スウィーツを主力としているお店で
これをヒントにフェアをやってみようとか
考えています。

実際それでイベントが当たっています。

あとは、例えばまたコンビニですが、
本コーナーは何で入口付近にあるんだろう?

入口付近にあることで、
お客が立ち読みする、
人が入っているという感じが出る。
新しいお客が入りやすい。
ということもあるし、
立ち読みがコンビニ来店のきっかけになる。
ということもあるでしょう。

実際、コメダ珈琲なんかは
雑誌や新聞を豊富に置いてあります。

これは雑誌を読みたいからコメダに行くというよりかは、
「同じ喫茶店に行くなら、雑誌のあるコメダに行こう」
という差別化にはなっていると思います。

それからイオン系のスーパーのレイアウトは
なぜ、青果、野菜を第一印象に持って来ているのだろう?
とか。

おそらくですが、
青果、野菜は色彩感が出るので、
第一印象で見映えがする。
ということもあるでしょうし、
季節によって商品が変化するので、
売場の変化性も訴求できるからでしょう。

これを飲食店に活かすなら、
バル系でのフルーツサングリアですね。

バルのドリンクメニューで
フルーツたっぷりのサングリアを売ると、
よく売れます。

このように異業種での
購買体験もすべて
なぜこれはこうなっているのか?
を考えていくと、
飲食店にとっては真新しい企画やメニューが誕生するのです。

異業種でも成功している企業は
どんなマーケティングをしているのか?
それを意識して見て、感じて、考えることで
新しい切り口が生まれます。

是非やってみてください!

それではまた。

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