飲食業界、大逆転時代の到来!

飲食業界、大逆転時代の到来!

2022年2月24日

コロナ禍になってから約2年、
飲食業界にはほとんど明るいニュースがなくなりました。

最近でも、
居酒屋チェーンで上場している主要14社の店数の合計が
2019年12月時点で7200店あったのが、
2021年末では5844店になった。
1358店(18.8%)減ったというニュースを見ました。

店数で約2割減です。
すごい数ですね。

飲食業界はすごく変化していますし、
これからも大きく変わると思います。

そして、地方出張などで繁盛店に行った際に
現場を見て感じていることですが、
多くのお店(特に居酒屋)が魅力を落としている
という事実です。

人手不足や食材高騰など
飲食店にとってはいろいろな苦難があります。

その中でも何とか利益を捻出するために、
いろいろな経費削減策を講じている様子が窺えます。

特に多いのが、
メニュー数の絞り込みですね。

客数、売上が減る
↓↓↓
人件費を削減、人を減らす
↓↓↓
メニューを絞る

といった感じです。

中には、かつて繁盛していた
90席の居酒屋で
20品くらいしかないところもありました。
(以前は70品くらいあった)
そのお店は現在大苦戦しています。

メニューを絞ると
業態としての顔がなくなります。

そのお店の主力カテゴリー、
他店と差別化しているカテゴリー
といったものがわかりにくくなります。

簡単に言うとお店の特徴を失うのです。

特徴が無くなれば他と同じようなお店に映ってしまうので、
ファンが減り、リピーターが減ります。

しかも急速に減ります。

ファンが急速に減った
コロナ前の繁盛店が
今後挽回できるのでしょうか?

メニューを絞り、
人を絞った結果、
かつての営業力は簡単には取り戻せない。

どこかに行ってしまったファンも
簡単には戻ってこないと思うのです。

国や地方自治体からの
協力金や助成金をしっかり活用して、
我慢しながらしっかりした営業を継続する。
メニュー数もできる限り維持して魅力は落とさない。

こういったお店が
コロナ明けから一気に「勝ち組」になると思うのです。

2019年までの繁盛店が
コロナ明けも繁盛店であるということはありません。

実際に店数も大きく減りました。

お客様にとって魅力的な
特徴のあるお店が繁盛店になり、
飲食業界の中で存在感を発揮するでしょう。

そんな予感がしています。

今はまだくすぶっているお店が
一大チェーンを築く可能性があります。

まさに大逆転時代の到来ですね。

それではまた。

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