日本でこれから来る業態予測

日本でこれから来る業態予測

2016年12月1日
今回のニューヨークは、 4泊6日の視察ツアーでしたが、 飲食店としては約30店舗見ました。 その中で日本でもこれは当たりそうだと 感じた業態がいくつもありましたが、 今回はそのベスト3を発表したいと思います。 第3位:ワッフル×アイス専門店 このお店は5坪くらいの小さなお店です。 スモーガスバーグという多数の屋台が入った商業施設内にありました。 ツーオーダーで焼きたてのワッフルを作り、 そこにアイスをのせ、お好きなトッピングや ソースをかけて食べる商品です。 一人のスタッフがひたすら ワッフルを焼いていきます。 お客様から見える場所で ワッフル特製の機械を使用して焼いています。 そしてそれをアイスやトッピング担当のスタッフに パスするシステムです。 アイスやトッピング、ソースはそれぞれ4種類から選べるので 自分の好きな組み合わせが可能です。 img_2009 実演性、個別対応、商品の見映えなどを考慮すると、 日本でも可能性は十分にあると思います。 第2位:サラダ専門店 ニューヨーク市内に10店舗あるという 「スウィートグリーン」というサラダ専門店。 注文スタイルは日本のサブウェイ方式です。 好きな野菜を選び、トッピングを選んで、最後ドレッシングを選ぶ。 選んだものを一つのボールに入れて、ドレッシングをかけたら 目の前で音を立てて混ぜる。 そしてその後、器に入れてお会計。 器はプラスティック製で持ち帰りも可能。 実際にテイクアウト客も多かったです。 商品はボリュームがあるので、サラダだけでも食事として使えるお店。 店内には10~20代の若い女性が多かったです。 東京などの大都市で流行るイメージが持てました。 img_1943 第1位:ムール貝専門のバル 鍋で蒸したムール貝が23種類あるムール貝専門店。 ムール貝はどれも同じだが、 トマト煮やワイン煮、クリーム煮など 味のバリエーションを少しずつ変えて23種類にしている。 生のムール貝を使用しているため、鮮度が高くて美味しい。 それが以外の商品もボリューム感、シズル感、手作り感があって 良かったです。 こちらも若い女性、カップル中心に満席、ウェイティングでした。 この業態は、そこまで料理性が高い訳ではないので、 参入障壁は低いと思います。 img_2111 まだ日本にこの業態はほぼないという点で 先に参入すればおもしろいと思います。 ただし、東京や大阪、名古屋などの大都市向きではあります。 以上が業態としておもしろかったものです。 しかし、ニューヨークの飲食店はいずれのお店も家賃が高い分、 価格が東京の1.5~2倍高い印象です。 日本に持ってくる時は、価格帯は参考にできないですね(>_<) ただし、飲食店の次の切り口は海外を見ると、 大変参考になるなと感じました。 興味のある方は是非一声かけてください。 それではまた。 Posted in 今注目のビジネスモデル | Tagged ,