お付き合い開始2ヵ月で昨対売上120% 2024年10月23日 今年の7月にお付き合いがスタートした 郊外ロードサイド型の和食店があります。 そちらのお店の売上が 9月で昨対約120%になりました。 10月も120%ペースできているとのことです。 7月にランチメニューに関するメニュー変更の提案をしました。 大きな変更点は、 新しい名物商品の導入と 中心価格の明確化です。 新しい名物商品として、 9マス御膳(おかずが9マスプレートに入った和御膳)、 花かご御膳(おかずを花かごに盛った和御膳) を投入しました。 種類数と色彩感に特化した 商圏内では唯一の差別化商品です。 また、中心価格の明確化として、 これまで600~2,000円までバラバラだった価格を 1,500円前後に集中させる戦略にしました。 どんな予算の方にも対応しますというお店より、 うちのお店はこの予算ですと明確にした方が、 そのターゲット層には伝わります。 今回はランチをゆっくり食べたい主婦や高齢者層を ターゲットにしています。 1,000円未満のサラリーマン層は 切り捨てるといったイメージです。 そういった絞り込みがブランディングにつながりますし、 メインターゲットの再来店につながります。 このような感じで品揃えと価格戦略を見直し、 実際にカタチになったのは9月です。 9月下旬に新聞折込チラシ1万5千部を投入しています。 チラシは新名物を大きく掲載し、 1,500円前後の和御膳を8種類載せるような校正にしました。 その結果、 9月の昨対売上は約120%になったということです。 これは販促が当たったとか そういった一時的な売上アップではありません! 新しい名物商品にファンをつけていくという戦略なので、 新しい名物商品の出数が伸びれば、 次第に売上が上がっていくイメージです。 実際に新名物商品は、年配女性に喜ばれており、 出数も伸びてきています。 是非参考にしてみてください。 それではまた。 Posted in マーケティング理論, メニュー・商品政策 | Tagged メニュー変更, 名物商品, 和御膳, 和食, 和食店, 新聞折込チラシ, 郊外ロードサイド