同じ商品でも切り口を変えればもっと売れる!

同じ商品でも切り口を変えればもっと売れる!

2020年7月17日

私のお付き合い先のそば店の
テイクアウト商品がおもしろいので
ご紹介します。

このお店の名物商品は
「磯おろし」という商品で、
冷たいそばにのりやおろしがトッピングされた
ぶっかけそばです。

この商品のテイクアウトを
2つの売り方で売っていて、
それが秀逸なんですね。

一つ目の売り方は、
オーソドックスに
できたあがった商品を器に入れて提供する。

お客様はつゆをかけてすぐ食べられるという商品です。

これは買ったお客様が
持ち帰ってすぐに食べられます。

調理いらずで
車の中でもどこでも食べられる
といったニーズを満たしています。

そしてもう一つの売り方は、
調理キットとしての売り方です。

この磯おろしを家庭で再現できます。
という切り口。

そばは生そばで
トッピングも全て個包装。

家で湯掻いて、自分で盛り付ける。
自分で作る磯おろしです。

これは、名物商品の味を家庭でも食べられるという
ニーズですね。

味にフォーカスした商品開発です。

前者はすぐ食べられるという利便性の切り口。
そして後者は
そのままの味が再現できるという味の切り口です。

これは満たしているニーズが違うということです。

しかもこの調理キットの方は、
この5月、6月で1000食以上売れたそうです。

しかも地元新聞からの取材もあり、
さらに売れそうな気配なんですね。

今回はそば店の事例ですが、
これは他の業態でも応用できます。

例えば、イタリアンのピザ。
同じマルゲリータでも
焼きあがったものを持ち帰るのか、
冷凍ピザで販売するのか。
それとも
生地とトッピングを別々にして、調理キットとして売るのか。

などなど。

同じ商品でも切り口を変えれば、
満たせるニースが変わる。

特にステイホームが長引いているので、
ご家族みんなで調理できる
調理キットなんかはおもしろそうですね。

あえてそういった家族で楽しめる
テイクアウト商品の開発を
してみるのも良いと思います。

それではまた。

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