お付き合い開始2ヵ月で昨対売上120%
今年の7月にお付き合いがスタートした
郊外ロードサイド型の和食店があります。
そちらのお店の売上が
9月で昨対約120%になりました。
10月も120%ペースできているとのことです。
7月にランチメニューに関するメニュー変更の提案をしました。
大きな変更点は、
新しい名物商品の導入と
中心価格の明確化です。
新しい名物商品として、
9マス御膳(おかずが9マスプレートに入った和御膳)、
花かご御膳(おかずを花かごに盛った和御膳)
を投入しました。
種類数と色彩感に特化した
商圏内では唯一の差別化商品です。
また、中心価格の明確化として、
これまで600~2,000円までバラバラだった価格を
1,500円前後に集中させる戦略にしました。
どんな予算の方にも対応しますというお店より、
うちのお店はこの予算ですと明確にした方が、
そのターゲット層には伝わります。
今回はランチをゆっくり食べたい主婦や高齢者層を
ターゲットにしています。
1,000円未満のサラリーマン層は
切り捨てるといったイメージです。
そういった絞り込みがブランディングにつながりますし、
メインターゲットの再来店につながります。
このような感じで品揃えと価格戦略を見直し、
実際にカタチになったのは9月です。
9月下旬に新聞折込チラシ1万5千部を投入しています。
チラシは新名物を大きく掲載し、
1,500円前後の和御膳を8種類載せるような校正にしました。
その結果、
9月の昨対売上は約120%になったということです。
これは販促が当たったとか
そういった一時的な売上アップではありません!
新しい名物商品にファンをつけていくという戦略なので、
新しい名物商品の出数が伸びれば、
次第に売上が上がっていくイメージです。
実際に新名物商品は、年配女性に喜ばれており、
出数も伸びてきています。
是非参考にしてみてください。
それではまた。
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