これからの話をしよう!

これからの話をしよう!

2021年2月7日
私は仕事上、 いろいろな飲食店経営者の方と 出会い、お話させて頂きますが、 この先半年後、一年後の予想は各社違います。 予想が違うと、 もちろん今立てている戦略も変わってきますし、 動いている内容もガラッと変わります。 先日も駅前、繁華街でお店を展開している ある経営者の方とお話していたのですが、 こう言われていました。 「マーケットは100%まで戻らない。70%で予想している。 残りの3割を別の部門でつくっていくことを考えています。 具体的には、イートイン以外の売上、テイクアウトや デリバリー、オンラインショップなども含めて、 その戻らない部分を埋めていく。・・・」 というお話でした。 このお話、一見正しいように聞こえますが、 私はお勧めしません。 私はあくまでイートインの飲食店の強さを 追求した方が得策だと考えているからです。 私は、駅前・繁華街については、 外食マーケットが70~80%になる可能性はあると思っています。 しかし、マーケットが縮小し、店数も減少する。 生き残ったお店の勝ち負けがもっとはっきりする。 勝ち残れば、既存店の売上は100%以上に戻る。 と予想しています。 つまり、私はテイクアウトやデリバリー、 オンラインショップなどの 売上の付加ではなく、 あくまでイートインとしての飲食店として他店を圧倒する方が 最終的にメリットは大きいと考えています。 ですから、今お付き合い先では、 半年後、一年後先に 飲食店として他店をぶっちぎれる 中長期的な対策を中心に打合せしています。 既存店では、このタイミングでも 新たな主力カテゴリーづくりに励んでもらっていますし、 もう一段階進んだサービスを導入しています。 それに、上記に出てきた テイクアウトやデリバリー、 オンラインショップが売れるのは そもそも繁盛店であることが重要ではないでしょうか。 地元を代表する名店であれば、 テイクアウトやデリバリー、オンラインショップをやっても 上手くいくでしょう。 そこそこの店舗ブランド力では、 仮にそれをやったとしても、 全てそこそこになるような気がしてなりません。 今重要なことは、 イートインの飲食店として中長期的に勝つこと。 他店をぶっちぎるブランドになること。 だと私は思っています! 行動し続けます!! それではまた。 Posted in マーケティング理論 | Tagged , , , ,