今こそ新店の準備をしよう!
先日ある外資系大手コンサルティング会社から
電話コンサルティングの依頼があり、実施しました。
1時間の有料電話コンサルティングです。
こういった有料電話コンサルティングを
私の場合は、年に5本くらいやっています。
今回のテーマは、ずばり
「アフターコロナの飲食業界について」でした。
質問内容は、
●1年後、外食産業の市場規模はどうなっているのか?
●外食マーケットはどのくらい縮小するのか?何割くらいか?
●どのくらいの飲食店が入れ替わるのか?
●テイクアウト、デリバリーは定着するのか?
●今後どのような業態がおもしろいのか?
などです。
これらについて
私なりの回答をすべてお答えしました。
ここでは詳細は言えませんが、
私は、外食マーケットは縮小しても
全体では90%まで戻ると予想しています。
あくまでこれは全体のことです。
郊外ロードサイドは100%まで戻るが、
繁華街は70~80%のエリアもあるでしょう。
地域や立地によっては、
全体の4割のお店が入れ替わることもあるかもしれません。
そんな予想を立てているので、
今飲食企業が真っ先にしないといけないのは、
新店開発であると思っています。
正確に言うと、
スクラップアンドビルドです。
もう見切りをつけた方が良い
地域や業態があります。
その地域の外食の市場規模が
8割になったとします。
仮にそのお店が売上2割減でも黒字になりますか?
なる可能性がないのなら閉店をするのは賢明な判断です。
コロナ前はもう過去のことです。
もう同じ現実には戻りません。
次の未来に安定的に収益化できる
立地や業態で新たに勝負をする!
これこそが今飲食企業が真っ先にやるべきことです。
そうしないと、今は現金があるけど、
1年後枯渇する可能性があります。
止まっていてはじり貧になるだけかもしれません。
成功確率の高い新店開発。
これが今飲食企業の経営者の仕事ではないでしょうか。
ワタミさんの動き方は正しいと思ってみています。
居酒屋65店舗を閉店し、
唐揚げ店や焼肉店など新業態に挑戦されています。
スクラップアンドビルドを確実に進めていますよね。
業態の良し悪しは一旦横に置いておいて
新たな立地で新店に挑戦することです。
これを見習うべきです!
私のクライアント先の一部では、
新店の準備が着々と進んでいます。
1年後を見据えた
アフターコロナ、ウィズコロナでも強いお店の
新店開発です!
今飲食企業の経営者はそのくらいの
大胆な変化が必要です。
それではまた。
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