【新型コロナ対策】待ちではなく、取り返せ! 2020年3月19日 昨日の経営戦略クラブで 新型コロナウィルスにおける各社の売上への影響と その対策について発表してもらいました。 昨日の参加者は24名です。 (在籍は40名です。コロナの影響で昨日は過去最低の出席率でした。) 業績面では、 飲食店関係は軒並み大幅ダウンです。 最も悪かった会社は、 3月の昨年対比売上で 55%のペースということでした。 平均でも20~30%ダウンといったところです。 ここまで業績が落ちているのは、 飲食コンサルを15年以上やっていますが、 ほとんど見たことがありません。 非常事態です。 この売上の落込みに対しての対策が 各社ばらばらだったのですが、 こういう非常事態になった時に 大きく反応が2つに分かれると思いました。 一つは、事態が収束するまで待つという 「待ち」の反応です。 こういう会社は、 新型コロナの影響は一時的であるので、 これが収まるまでひたすら耐えると 考えているようでした。 そしてもう一つの反応は、 落ちた分の売上を取り返すという 「取返し」の反応です。 こういった会社は このピンチを次へのチャンスと捉えて この機会に テイクアウトを強化したり、 卸売りに挑戦したり、 店内イベントを企画したり、 などなど 具体的に動いていました。 その2つの反応の違いを聞いていて 思ったことは、 「待ち」の姿勢では、 落ちた分の売上を 取り返すことは難しいということです。 この3月で売上が20~30%落ちた。 いずれ新型コロナの問題が終息し、 売上が戻ってくる。 新型コロナ問題以前の水準に売上が 戻ることはあったとしても、 既に落ちた売上を取り返すまではいかないだろうと思うのです。 このピンチの時に 何か新しいことだったり、 何か次の成長となるような仕掛けをしたり、 何か挑戦をしておかないと、 落ちた売上を取り返すことは厳しいぞ ということです。 もし、今このピンチの時に テイクアウトにがっちり取り組んだ会社は このコロナ問題が終息した後も、 テイクアウトの売上をのせ続けることが できるでしょう。 そして、一部の行動力のある飲食企業では 既に取り返すために動いているぞという 事実を是非知って頂きたいと思います! それではまた。 Posted in セミナー情報・その他, マーケティング理論 | Tagged テイクアウト, 卸売り, 店内イベント, 新型コロナウィルス対策, 新型コロナウィルス影響, 新型コロナ対策