これからは店長育成ではなく、経営者を育成せよ!!
今年一年を振り返ってみると、
業績が悪い会社の共通点があったなと思います。
それは、
店長はお店の営業だけやっていれば良い。
売上、営業利益はしっかり出してもらわないと困るが、
それ以上のことはしなくて良いし、考えなくて良い。
そういう考え方で経営している
会社の業績が悪かったと思います。
そういう考え方の会社は
店長育成もさることながら、
人材育成をしていませんし、
そこに時間もお金も投資をしていない。
そんな会社の業績が悪かったと感じています。
今は人材育成に対してお金と時間を投資してきた
会社の業績が良いのです。
“考える人材”を育成できている会社、
しっかり人材育成と向き合っている会社の業績が良いのです。
例えば、
札幌の回転寿司店等を経営されているはなまるさんは
社内の新人社員向けに花咲学校という教育制度を作り、
年間で45回に及ぶ研修やトレーニングをされています。
しかも店舗研修とは別です。
そこでは、会社の理念研修をしたり、
調理実習、店舗マーケティングを教えたり、
繁盛店視察などもするようです。
年間45回のOFFJTですよ!
そこにどれだけの時間とお金がかかっているか
ということです。
その甲斐もあって、はなまるさんの
既存店は伸び続けています!!
私のクライアント先でも
ほぼ全店既存店が伸びている会社は
経営者が毎月2時間の個人面談を
徹底して行っている会社です。
社員一人に対して2時間です。
それくらい社員一人一人に時間を費やしているんですね。
「社員の成長が店舗の成長につながる」
そんな時代だと私は捉えています!
私のあるクライアント先に
来年の店長研修を提案し、ご快諾頂きました。
本格的に私も店長育成の一助になりたい
と思っています。
そこでは、
2ヶ月に1回のペースで研修をする予定です。
内容は、
●店舗のコンセプトやターゲティングの再構築、
●店舗の差別化要素づくり、
●売上アップのノウハウと自店の落とし込み、
●FLコストのコントロールのやり方、
●人材育成と定着率を上げる方法
などなど。
店長ではなく、
経営者を育成するつもりでやります。
もう店長育成という考え方では、古いです。
これからは経営者をつくるつもりで店長を育てていく。
そして、経営者感覚のある優秀な店長が育成できれば、
メニューや商品や販促でもレベルの高いアイデアが
出てくるようになる。
店舗の営業レベルも上がってくる。
そしてそんな優秀な店長たちが
この会社で働きたいと思えるように
会社も成長していく!
この好循環をつくること!
それを一緒に成し遂げていきましょう!!
それではまた。
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