最適な問題解決の導き方

最適な問題解決の導き方

2017年6月17日

「売上が伸び悩んでいて、
この先何から手をつければ良いかわからない」

例えば、こういう問題を解決する時、
皆様はどうされていますか?

マネージャーや店長が一人で考えて
仮説を捻りだして、
それを経営者に相談し、
許可が出ればその対策をやっていく。

あるいは経営者や経営幹部が
自分のアイデアを
トップダウンで実行していく。

そんなカタチでやっているのでしょうか?

私はこのやり方は間違っていると思うのです。

私は一人で考えるのは良くないと思うのです。

私がクライアント先にお伺いすると、
大体、そのお店に関係している
経営者、幹部、マネージャー、店長たちが
会議の場にいます。

私が主導で現場の方たちに質問して、
その上で提案していきますが、
そこで気を付けていることがあります。

それは現場の人たちは
その私が提案した解決策に対して
どう感じているのか?
ということです。

何かの問題を解決していくとき、
その当事者たちは答えを持っていないことが多いです。

そこで私がこんなやり方はどうかと提案する。

すると、いけそうな気がします!
といったような雰囲気になることが多いです。

実はそれが重要なんですね。

実は、売上が伸びるアイデアというのは、
やる前からいけそうな感じがするのです。
しかも多くの人が。

いけそうな感じを誰一人感じていないようなプランは
大抵失敗するのです。

やる前から大体わかるものです。

ですから、
難しい問題を解決する時にやって欲しいのは、
経験豊富な専門家と一緒に考えるということです。

現場に答えはありません。
答えは見えていません。

仮に現場で答えが見つかっても
それはいけそうな気がしますか?

専門家と一緒に考えることで、
やはりそうか!とか
それいけそうだな!とか
見えてくるものがあります。

これがポイントなのです!

私はコンサルタントですから、
私が答えだと思うものを提案しますが、
現場の方の顔色や表情も同時にチェックしています。

そこで何らかのいけそうな空気感が出れば、
結果につながることが多いのです。

もし、そこでいけそうな空気が出なかったら
違うプランを考えれば良いですね。

その時はお互いアイデアを出し合って、
それいいねとか意思表示しながら
決めていけば良いと思います。

ですから、
何らかの問題があった時は
信頼できる専門家を巻き込みましょう。

最適な問題解決法、
それは、
1人で考えるのではなく、
専門家と現場の人たちの頭を
両方使って解決策を導き出す
ということです。

それではまた。

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