日本でこれから来る業態予測
今回のニューヨークは、
4泊6日の視察ツアーでしたが、
飲食店としては約30店舗見ました。
その中で日本でもこれは当たりそうだと
感じた業態がいくつもありましたが、
今回はそのベスト3を発表したいと思います。
第3位:ワッフル×アイス専門店
このお店は5坪くらいの小さなお店です。
スモーガスバーグという多数の屋台が入った商業施設内にありました。
ツーオーダーで焼きたてのワッフルを作り、
そこにアイスをのせ、お好きなトッピングや
ソースをかけて食べる商品です。
一人のスタッフがひたすら
ワッフルを焼いていきます。
お客様から見える場所で
ワッフル特製の機械を使用して焼いています。
そしてそれをアイスやトッピング担当のスタッフに
パスするシステムです。
アイスやトッピング、ソースはそれぞれ4種類から選べるので
自分の好きな組み合わせが可能です。
実演性、個別対応、商品の見映えなどを考慮すると、
日本でも可能性は十分にあると思います。
第2位:サラダ専門店
ニューヨーク市内に10店舗あるという
「スウィートグリーン」というサラダ専門店。
注文スタイルは日本のサブウェイ方式です。
好きな野菜を選び、トッピングを選んで、最後ドレッシングを選ぶ。
選んだものを一つのボールに入れて、ドレッシングをかけたら
目の前で音を立てて混ぜる。
そしてその後、器に入れてお会計。
器はプラスティック製で持ち帰りも可能。
実際にテイクアウト客も多かったです。
商品はボリュームがあるので、サラダだけでも食事として使えるお店。
店内には10~20代の若い女性が多かったです。
東京などの大都市で流行るイメージが持てました。
第1位:ムール貝専門のバル
鍋で蒸したムール貝が23種類あるムール貝専門店。
ムール貝はどれも同じだが、
トマト煮やワイン煮、クリーム煮など
味のバリエーションを少しずつ変えて23種類にしている。
生のムール貝を使用しているため、鮮度が高くて美味しい。
それが以外の商品もボリューム感、シズル感、手作り感があって
良かったです。
こちらも若い女性、カップル中心に満席、ウェイティングでした。
この業態は、そこまで料理性が高い訳ではないので、
参入障壁は低いと思います。
まだ日本にこの業態はほぼないという点で
先に参入すればおもしろいと思います。
ただし、東京や大阪、名古屋などの大都市向きではあります。
以上が業態としておもしろかったものです。
しかし、ニューヨークの飲食店はいずれのお店も家賃が高い分、
価格が東京の1.5~2倍高い印象です。
日本に持ってくる時は、価格帯は参考にできないですね(>_<) ただし、飲食店の次の切り口は海外を見ると、 大変参考になるなと感じました。 興味のある方は是非一声かけてください。 それではまた。
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