成長戦略の立て方

成長戦略の立て方

2017年2月7日

中小企業の社長には夢があります。

“もっと会社を大きくしたい”

いくつになってもそれを持っています。

先日もお付き合い先の社長と話していると
そんなビジョンを語っていました。

現状は年商2億、当面の目標は10億円。

もちろん、私はそんな話を聞くと嬉しくなります。

それを私も一緒になって
その夢や目標を達成したいと思います。

ところが、次の一手を間違えると
その達成にはかなり時間がかかってしまうものです。

「次の一手で何を選ぶか?」

これが成長のためには
かなり重要だと私は思っています。

見当違いな選択をすると、
その修正に時間がかかってしまい、
目標達成が遠ざかる。

スピード感を持って
成長するには、
次の一手を的確に選ぶ必要があるのです。

次の一手を選ぶ際に
考えて欲しいことは、
「自社が既に持っている強み」
です。

新しい強みを作って
それを展開したいという経営者は意外と多いです。

しかし、新しい強みをつくるには時間がかかる。
もっと言うと、強みにならない可能性もある。

ものすごく自社を客観的に見ないといけません。

自社は他と比べて何が強みなのか?

なぜ、お客様は自店に来ているのか?

そういったことを真面目に
考えるのです。

あーでもない、こーでもないと。

信用できるブレーンにも
聞いてみてください。

うちの強みは何だと思う?と。

それを繰り返していくと
次第に見えてきます。

うちの強みはこれじゃないかな?
という仮説が出てきます。

そしてその自社の強みをいかした
ビジネスを考えるのです。

こんなビジネスができそうだなとか。
こんな業態おもしろそうだなとか。

それはどんな業態で、
誰をターゲットに、
どの規模で
どこに出せば成功確率が
最も高いのか?

そこを組み立てていくのです。

自社の強みの整理が
まず最優先です。

次にそれがいきるビジネスモデルは何か?

そしてそれが成功する可能性が最も高い
客層、立地、規模を整理して、
力相応で思い切って勝負する。

この順番です!

そしてこれが大ヒットすれば、
その夢や目標達成は強烈に近付きます。

一気に成長が可能となるのです。

今まで20年で年商2億円でも大丈夫。

その後の5年で10億円は狙えるでしょう。

是非夢を捨てないでください。

それではまた。

Posted in マーケティング理論 | Tagged ,