客席をブラッシュアップして業績を伸ばす!
私の自宅の近くに大手らーめんチェーンの
丸源ラーメンがあります。
郊外ロードサイドのお店です。
いつも繁盛しています。
昼も夜も平日も土日も集客力が高めです。
家が近くというのもあり、
定期的に食べに行きますが、
年々ブラッシュアップされていきます。
メニューや商品、オペレーション、
店内POPなどの
ソフト面はもちろんそうですが、
ハード面でも変化が見られます。
客席の構造が変化していっています。
以前はそこまで多くなかった一人客用のカウンター席が
今では客席の20%を占めています。
約100席のお店で、
カウンター席は約18席あります。
平日の昼間にお店に行くと、
グループ客と一人客がバランスよく、
客席のロスがほとんど出ないようになっていました。
そしてこのお店は6名小上がり席が3卓あります。
それ以外の約6割、60席が4名テーブルですが、
週末は家族でも行けるラーメン店としての
ポジションを確立できています。
多くのラーメン店がこのポジションをとれずにいましたが、
丸源ラーメンはこのポジションを見事に抑えていると思います。
小上がり席やテーブル席をしっかり用意することで
グループ客、ファミリー客を集客できている。
これがこのお店の強みです。
そしてこのファミリー向けラーメン店という
ポジションを維持しながら
チャンスロスが出ないように
客席の構成もブラッシュアップを続ける。
例えば、2名テーブルをやめて
カウンター席を増やすとか。
多くのお店でそれを考える必要があると思っています。
そういった視点で
一度客席構成を見直してみましょう!!
逆にファミリー客が欲しい店は
4名テーブル席や小上がり席を充実させていますか?
ターゲティングに合わせた
客席づくりとブラッシュアップ
この視点でも活性化は可能です。
それではまた。
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