どの五感を刺激すれば良いのか?

どの五感を刺激すれば良いのか?

2017年8月7日

前回のメルマガでは、
「お客様の五感を刺激せよ!」
というテーマで書きました。

それをすることで、
そのお店が脳裏に焼き付いて
リピーターにつながると書きました。

そして今回は、
どの五感を刺激するのが正解か?
についてです。

五感というと、
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚(触覚)です。

触覚はあえて皮膚感覚という表現にしています。
その方が、イメージしやすい表現だからです。

この五つのうち、どれを優先させるべきか?

それは・・・

「すべて」です。

実は、五感のうち、人ぞれぞれ得意分野が違うのです。

視覚型の人、聴覚型の人、皮膚感覚型の人・・・など
存在しているのです。

視覚型の人は、
最も視覚情報に影響を受けやすくて、
話のスピードは早く、
頭に絵が浮かんだことを次々口にするという特徴があります。
そして内容も視覚情報が多いのです。

例えば、沖縄旅行に行ったとしましょう。

どうだった?と聞くと、
「青い空に白い雲、
エメラルドグリーンの海・・・
が良かった」
などという表現になります。

それに対して、
皮膚感覚型の人は、
身体で感じたことに影響を受ける人で、
話すスピードは遅く、
身体で感じたことや感情を口にするという特徴があります。

上記の沖縄旅行の例で言うと、

「砂浜のビーチに裸足で立った時の
あの砂浜の熱さに、夏を感じた・・・」
などという表現になります。

このように、人によって、
最も影響を受ける五感が違うのです。

ですから、飲食店がすべきなのは
すべての五感を刺激するということなのです。

いろいろな人がいますから、
その人たちに合わせて
五感を刺激しましょう!!

難易度で言うと、
嗅覚への刺激は難しいかもしれません。

ほとんどのお店が取り組めていません。

ですから、その分差別化にはなるでしょう。

先日行った飲食店では、
目の前ですき焼きを作ってくれました。

その店では、
炭火ですき焼きを食べるのですが、
割り下が目の前で沸騰していて、
そこからの美味しそうな臭いがしっかり出ていました。

そしてスタッフの人が
目の前で具材を入れて
すき焼きを作ってくれるのです。

まさに五感刺激ですね!

それではまた。

Posted in マーケティング理論 | Tagged , , , , ,