飲食店は一つの「作品」である!

飲食店は一つの「作品」である!

2021年6月22日

先日ご案内させて頂いたメニュー診断の
お申込を頂き、
新しい企業様とご縁を頂いております。

そこでお店を見させて頂くのですが、
苦戦している飲食店の共通点は、
飲食店は「作品」である
という認識がない又は弱いということです。

一つのできあがった作品に後から
関係のないメニューを追加していくと、
その作品のストーリー性は大きく崩れていきます。

作品なので、余計なものを入れてはいけません。

その作品が支持されていないのなら、
もう一度コンセプトから再構築するべき
というのが私の意見です。

例えば、
絵画とか楽曲は一つ一つにテーマがあり、
一つの作品は過不足なく完成されています。

一度完成した絵画に後から色を付け足したり、
別のテイストの絵を追加で入れたりすると、
その作品の全体バランスが崩れたりしますよね。

飲食店でも全体を見ずに、
このメニューをやれば客数が増えるのではないか
という理由だけで
メニューを追加したりすると、
全体イメージが崩れるという危険性をはらんでいます。

飲食店は常に
「どんな客層にどういう利用動機で使ってもらいたいのか?」
を意識しながら組み立てていかなければなりません。

そうしないと、どの客層にも響かない、
どんなシチュエーションにも引っ掛からない、
競争力のないお店になってしまいます。

メニューの一部を変更する時でも、
毎回コンセプトに立ち返る、
作品としておかしくないかを確認する。
そのことが必要です。

自店を一つの作品として見た場合、
お客様からどう見えるのか?
そういった美的感覚も
飲食店経営では必要だと思うのです!

是非参考にしてみてください。

それではまた。

P.S.
お店の客数、売上を「V字回復」させるためのメニュー診断を
現在募集中です!

メニュー戦略次第で売上はかなり変わります。
「V字回復」のきっかけはメニュー戦略にあります。

・既存店が苦戦している
・お店を代表する主力カテゴリーや一番商品がない
・コロナ終息後から強いお店に変わりたい

という方は、
是非私に一度そのメニューブックを見せてください。

皆様のお申込みをお待ちしております。

詳しくはこちら↓↓↓
https://bit.ly/3zlYUVp

商品に関するご質問がある方は、
こちらのメールまでご連絡ください。
kozaki@foodboros.co.jp

Posted in マーケティング理論, メニュー・商品政策 | Tagged , , , , , ,