新しい飲食ビジネスの発想法
これまで飲食業界で多店舗展開に成功した
牛角やバーミャン、サイゼリヤ、
焼肉ライク、丸源ラーメン・・・。
これらのお店を見ていて感じていることですが、
これらは全て同じ発想の原点で
ビジネスモデルが開発されたと思っています。
それは何だと思いますか?
少し考えてみてください。
特にこの発想が得意なのは、
ダイニングイノベーションの西山会長ですね。
それは、
これまで業界にはなかった
「新しい層の顧客開発」です!
例えば先にあげた
焼肉ライクは、
グループ客が常識だった焼肉業界で、
一人客にスポットを当てました。
一人でも焼肉を食べたい人や
食べたくなる時があるはずだ
ということですね。
「一人でも行ける焼肉店をつくりたい」
という発想の原点があり、
その後、立地や売場、メニュー、商品を設計して
ビジネスモデルを作り上げたのですね。
例えば、丸源ラーメンなんかも
顧客開発に成功したビジネスモデルだと思います。
それまでラーメン店は、
小さい店や大衆的な雰囲気の店が多く、
一人客や男性グループ客が中心客層でした。
そこへ丸源ラーメンは
ファミリーにターゲットをあてた。
郊外の大箱で、小上がり席があり、
QSCが整備されていて、
好き嫌いが分かれにくい醤油ラーメンを
一番商品として展開する。
明らかにファミリー層を狙っていますね。
おそらく発想の原点は、
「ファミリーで行けるラーメン店をつくりたい」
です。
このように、
新しい層の顧客開発に成功すると、
大きく多店舗化できます。
そのためには、
常に常識を疑わないといけません。
例えば、
餃子店の多くは男性客が中心だが、
女性が行きたくなる餃子店は作れないか?
スウィーツ店の多くは女性客が中心だが、
男性が行きたくなるスウィーツ店は作れないか?
などなど。
どちらもの発想でも
可能性は大いにあります!
先日このメルマガでもご紹介した
月商1200万円超えの
お付き合い先のホルモン店なんかは、
ファミリーで行けるホルモン店を
追求しているのです。
ポイントは、
「新しい層の顧客開発」です!
是非参考にしてみてください。
それではまた。
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