「生そばあずま」成功のポイント
生そばあずまというお店をご存知でしょうか?
関東を中心に現在郊外ロードサイドで
約20店舗を展開しているそばチェーンです。
このお店は、
福岡では超有名な株式会社ウエストの業態です。
そのウエストさんが今後この業態の出店に
力を入れていくそうなので、
昨日の夜京都のお店を見て来ました。
生そばあずまは昼には圧倒的な集客力を誇っています。
また、夜には客単価を上げる良い仕掛けがありました。
その成功のポイントを解説します。
(1)3玉まで同一価格
生そばあずまの大きな集客ポイントは、
3玉まで同一料金というメニュー戦略にあります。
どのそばメニューも3玉まで同一料金なので、
男性でも満腹になれますし、
高齢者や女性も残さずに済みます。
他のそば店でしたら、
大盛や特盛は追加料金なので、
量を食べる人にとっては、お値打ち感があります!
また、麺が伸びるので、
最初2玉で後から1玉追加もできるそうです。
この3玉同一価格というメニュー戦略は
かなり集客力に貢献しています。
(2)ほぼ全品1,000円以下のメニュー
あずまのグランドメニューは2品を除いて、
あとすべてが税抜1,000円以下です。
天ぷらそばや丼セットなどは
多くのお店が1,000円を超えるメニューでも、
あずまは1,000円以下に抑えています。
しかも、先ほどの3玉同一価格なので、
天ぷらそば3玉でも1,000円以下ということですね。
量を食べる人にとっては、
こんなありがたいことはないです。
若い男性にとっては、
かなりうれしいメニュー構成と言えます。
(3)50品の低価格一品メニュー
17時以降のディナータイムになると、
約50品の一品メニューが注文できます。
しかも、その全てが
税抜190円、290円、390円の
3プライスで展開されています。
50品の居酒屋メニューを持っているという感じです。
昨日京都は緊急事態宣言下ですので、
アルコールの提供はありませんでした。
しかし、お客様の何組かは
そのおつまみメニューから追加注文されているんですね。
50品というたくさんのおつまみメニューが、
低価格であることで、
追加一品による客単価アップには
十分貢献しているなと感じました。
なかなかよく考えられたメニュー構成だと思います!
それに加えて、
郊外ロードサイドのそばのビジネスモデルは
まだ強いチェーンがあるとは言えないので、
今後生そばあずまが一気に展開するかもしれません。
その可能性を感じるお店でした。
それではまた。
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