海鮮居酒屋が昨対売上2ケタ成長している理由
昨日は東京で
五感コンサルティンググループ主催の
「五感塾」がありました。
私も高木さんの話を聞きながら
頭の中が整理できましたし、
自分のやり方にも、
自信を持つことができました。
「売上には意外と天井はない」
30坪で月商2000万円以上売る
寿司居酒屋のクライアント先を見て
高木さんがそう言っていました。
本当そうですね。
皆様、そのつもりでやりましょう!
今日はそんな業績アップのヒントをお伝えします。
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海鮮居酒屋が昨対売上2ケタ成長している理由
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クライアント先の
海鮮系居酒屋の売上が伸びています。
売上はクライアント先のほぼ全店で
昨対はクリアしていますし、
良いところでは、
昨対売上120%になっています!
なぜこんなご時世でも
海鮮居酒屋の売上が伸びるのか?
これは、
販売促進強化などの割引や一時的なものではありません。
メニュー、商品政策に対する基本的な
考え方から変えていったからです。
それは一言で言えば、
メニュー・商品政策を
「時流適合」するように
変更したということです!!
では、今の時流とは何なのか?
それは、「鮮度感」です。
鮮度感と言っても、
商品そのものの鮮度を強化するという話ではありません。
素人でも理解できるわかりやすい鮮度感を
メニューや商品で表現する必要があるのです。
ある海鮮居酒屋では、
メニューブックをこれまでの
印刷された写真付きメニューから
手書きメニューに変更しました。
しかも、一部ではありません。すべてです。
そのお店はメニューブックがすべて手書きになったのです。
これは大きなイメージチェンジをもたらします。
多くのお店は写真付きメニューブックを使用しています。
しかし、このメニューはわかりやすさという点では優れていますが、
鮮度感という意味ではそれを感じません。
手書きメニューはどんな商品かはわかりにくいですが、
今日入荷した魚を料理にしているという
鮮度感を表現するのには最適なメニューブックです。
今時代は鮮度感ですから
それをお客様にしっかり伝えるために
思い切りました。
この成果が出てきています。
また、別の海鮮系居酒屋では、
今年に入って、
毎週金曜日、土曜日に「トロ箱販売」をやっています。
これは、
お客様のテーブルに、
発泡スチロールに入った魚、貝類を5種類ほど持っていき、
目の前で産地や名前、美味しい食べ方を説明するという販売手法です。
しかも魚は丸の状態ですし、貝類はもちろん殻付きです!
これを毎週金曜、土曜にやることで
多くのお客様に「鮮度の高い店」というイメージを
植え付けているのです。
この企画も大好評で
飛ぶように売れています。
つまり、
海鮮居酒屋で今最も重要なのは、
「鮮度感」ということです。
それを他店がやっていないレベルで表現することです。
もう、本日のおすすめメニュー1枚だけでは弱いでしょう。
もっと強い表現力を持ってやれば売上は伸びます!
それではまた。
Posted in マーケティング理論, メニュー・商品政策, 北海道, 札幌, 福井 |