頭で考えすぎると、繁盛店にならない
繁盛店になるためには、
まずお客様を“興奮”させなければいけません。
商品の鮮度やボリューム、シズル感
安さ、お値打ち感、
お店全体のシズル感、雰囲気、
気の利いたサービス力などを
感じてもらって“興奮”させることが重要です。
それが差別化です。
しかし、これを忘れてすぐ計算走ってしまう経営者、
経営幹部がいます。
集客と計算は別々で考えてください。
もちろん、計算もしますよ。
しかし、いつも計算は『後で』です。
計算ばかりして、普通の商品ばかり開発しても
集客力はアップしません。
仕入れ努力をして、
その上で興奮する商品を開発して、
その商品を見て、食べて値付けをする。
その後で原価計算。
合わなければ、魅力が落ちないように経費調整。
もしくは売価調整。
この順番ですよ!
商品開発をする際に、いきなり売価、
原価からはやめてください。
普通の商品になりますから。
最初に計算すると、大抵心の中でこうなります。
「これぐらいの価格になしいと原価合わないな」
「売価をこれぐらいでいきたいから
原価を〇〇円までにしないといけないな」
ここから商品開発がスタートすると、
もう大体普通の商品のできあがりです。
商品の話ばかりになってしまいましたが、
それ以外のところでも同じです。
お客様が“興奮”する売場はこっち。でも経費はかかる。
お客様が喜ぶサービスはこっち。でも人件費が増える。
常に集客力が高まる政策と経費の話は
別々で考えるようにしてください。
本当にお客様が“興奮”するのはどっちか
という目線だけでまずはあらゆる物事を考えるのです。
そして次に経費。
それから優先順位を決めて実行していく。
これが正しい順番です!
少し売上、利益が伸びてきたら
経費のかかる政策も実行に移す!
今、飲食店以外でも、苦戦している
総合スーパーなどを見ていると
利益優先に行き過ぎた結果、
競争力が無くなってきたなと感じます。
もっと付加価値の追求をしていかないと
これからは
大きな企業でも潰れていくでしょう。
まずは集客!興奮!!
私たち骨太グループが言い続けている
「本能を刺激する飲食店」
まずはここからすべて発想していきましょう。
それではまた。
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