お客様の発信力を活用せよ!
最近私のお付き合い先では、
販売促進として、
新聞の折り込みチラシを
やめていっています。
チラシは多くの地域で
以前ほどの効果はなくなっています。
かなり田舎になれば別ですが、
地方都市の郊外店でもその効果はかなり弱く、
チラシを打ってもあまり回収できなかったという話はよく聞きます。
実際、新聞の購読率、
全世帯における新聞をとっている世帯の割合は、
約4割と低く、
半分以上が新聞をとっていません。
特に若い世代はほとんど新聞をとっていません。
しかもチラシは費用もなかなかです。
1回打つと20万とかしますよね。
そういった理由で別の方法を考える必要があるのですが、
私は「お客様の発信力」に注目しています。
今はSNSの時代で、
お客様自らがSNSに投稿します。
自分たちが感動した商品などを写真や動画で撮影し、
それをインスタやフェイスブック、ツイッターなどに投稿する。
そこで「いいね」をもらったり、
誰かの反応を楽しみにして投稿を繰り返すのです。
そういう時代背景を考慮すると、
投稿したくなる環境をお店側は考えた方が良いですね。
写真映えする商品開発はもちろん必要になります!
今の商品をさらに
「ばえる商品」に進化させていくことです。
例えば、
私のお付き合い先では、どこよりも
見た目のジュージュー感のある
鉄板ハンバーグを開発し、
提供しています。
アツアツの鉄板に
上からソースをかけて、
激しくジュージュー言っています。
とにかく見た目の迫力
=シズル感にこだわることですね。
ジュージュー感に特化したり、
グツグツ感に特化したり、
冷や冷や感に特化したり、
ボリューム感に特化したり、
色彩感に特化したり
する。
そして更にお客様の心理的ハードルを下げるために、
「店内の写真、動画撮影OK」という
POPを貼ってもらっています。
どうぞ撮ってくださいと。
お客様がすごく良い商品が来て撮りたいと思っても、
店員の目が気になって撮れないという
心理的ハードルがあるんですね。
そこのハードルを取っ払うことです。
じゃんじゃん撮ってくださいと。
お客様は撮ったものはどこかのSNSに投稿するでしょう。
自分が何かを発信して、
だれかの反応を楽しむ。
そういう時代ですね。
それを逆手にとって
販売促進力強化に結び付けましょう!
このコロナ禍で更にSNSを通じての
コミュニケーションが活発化しているように思います。
是非参考にしてみてください。
それではまた。
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