9月、10月昨対売上130%超えのイタリアン

9月、10月昨対売上130%超えのイタリアン

2024年11月6日

お付き合い先のイタリアンが好調です。
この9月、10月は昨対売上で130%を超えました。
客数、客単価共に伸びています。
今まで積み上げてきたことが成果になってきています。

特に、1年前に実施したグランドメニューメニューの変更と
ディナータイムのセットメニューの導入、
ポスティングの実施が
要因としては大きいと思っています。

まず、グランドメニューの変更ですが、
パスタ、ピザを主力とした普通のイタリアンの品揃えから
パスタ特化型のイタリアンへ品揃えを変更しました。
看板にも生パスタを謳いました。
さらに、ランチメニューは生パスタメニューのみとしました。

このお店は元々、パスタは生パスタを使用し、
シェフも経験豊富な方でパスタについては美味しいです。

しかし、ピザは正直冷凍生地を使っていて、
本格的とは言えません。

パスタとピザのどちらをお客様に食べてもらいたいか、
これは明確でした。

そこで、グランドメニューの品揃えを大きく変える提案をさせて頂きました。
例えば、それまではパスタ15種類、ピザ15種類だった品揃えを
パスタは25種類、ピザ5種類などに極端に変えたということです。

こうすることで、
メニューブックを見た瞬間に、
パスタが売りのお店だということが伝わります。

次にディナータイムの強化策として、
2名様セット、3名様セットを導入しました。

いずれもプリフィックス型のセットで、
お好きなメイン料理とデザートが選べます。

プリフィックス型というのは、価格は一つですが、
メニューは好きなものから選べるというものです。
そのため、繰り返し利用できるというのが特徴です。

1人当たりの単価は約2,000円に設定しています。
2,000円という予算が明確なこのプリフィックス型のセットが人気です。
月を追う毎に出数が伸びています。

そして、3つ目はポスティングの実施ですね。

このお店は正直、立地は良くないのですね。
店前通行人も少なく、最寄り駅の乗降客数も少ないです。
近所に住んでいても、店前を通らないと気付かれないような場所です。

ですので、この立地の悪さを販売促進でカバーするような動きをとりました。
このお店の場合は、ポスティングです。
年に1回、周年祭というカタチでポスティングをするようにしました。

そんな積み重ねで今年の9月、10月はどちらも
昨対売上130%を超えることができました。

私のコンサルティングスタイルは、
とにかく毎年昨対売上を超えることを目標にしています。

仮に売上110%アップが5年続けばどうなると思いますか?
5年後には161%アップになります。
今年から110%ずつアップすれば、2029年には1.6倍以上になりますよ。

それを狙って、面白いことを企画し、
粛々とやっていくのです。

是非参考にしてみてください。

それではまた。

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