成功するためには「着眼点と追求」が必要

成功するためには「着眼点と追求」が必要

2016年11月12日

何かを成し遂げようとする時最も重要な能力は、
「着眼点と追求」だと思っています。

よく使われるのは「選択と集中」ですが、
今回はあえて「着眼点と追求」という
表現の方がより的確なのでそちらを使います。

まず“何に目を付けるか”です。

これだけ世の中に飲食店がある中で
自分たちは何に目を付けるのか?

そこが大きな分かれ道です。

今私は業態で言いますと、
餃子店とかカレー店に
着眼しています。

「え?!いまさら?」

そう思われた方も多いと思います。

どちらも
大手チェーン店が寡占しているマーケットです。

しかし、だからこそできていないことが
見つかりやすいマーケットです。

大手チェーンがやっていない、できていない
ところをしっかりやれば繁盛店が作れると思っています。

具体的なアイデアもあります。

そこに大きなチャンスがあると思っています。

これが当たっているかいないかは
今回の趣旨とは違いますが、
まず何に着眼するか。

アイデアが出たら
それをいろいろな角度から考えてみてください。

その業態の

・マーケットの大きさ

・収益性

・持続性

・成長性

・競合性

・参入障壁

・人材獲得力

・立地開発力

・初期投資

・オペレーション

などなど。

いろいろな角度から考えて

「これ、いける!」

となれば、おそらくそれは

いける確率は高いアイデアでしょう。

そうなれば、
あとは“やるだけ”です。

次に、追求です。

あることに着眼したら

それを行動しながら追求していく姿勢です。

何か研究しようと思っている業態があれば、

・繁盛店を多数見に行く

・業界誌でそれに関する記事を読み漁る

・その業態を既にやっている人から話を聞く

・コンサルや仲間から意見を聞く

など。

追求してイメージをもっと具体化していきます。

ここで追求しなかったり、追求が甘いと
やはり成功は難しいでしょう。

例えば、
和牛焼肉店での話です。

ある繁盛焼肉店は、
冷蔵保存にこだわっています。

美味しい肉を食べて頂くため、
そこに妥協はしていません。

冷凍しなくても良いやり方で
肉を保管し、それを注文が入ってから
手切りで提供しています。

逆にそれを追求せずに
冷凍してしまっているお店は
苦戦するのです。

この例でも、
肉の鮮度という着眼があって
そしてその追求をしています。

いずれにしましても、
何事も成功するためには、
「着眼点と追求」が必要です。

参考にしてみてください。

それではまた。

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