はま寿司の進化

はま寿司の進化

2021年7月22日

先日回転寿司の仕事があったので、
改めて回転寿司の大手チェーン店を
いくつか見に行きました。

その中で、かなり久しぶりに行ったのが、
はま寿司です。
その進化に正直驚きました!

おそらく3年ぶりくらいに行ったのですが、
以前行った時は、
平日90円など安いイメージで、
商品力はそんなに高くないと思いました。

寿司のネタもシャリも、
他の大手回転寿司チェーンよりも劣っていると
当時思いました。
おそらくその当時の集客力は弱かったと思います。

しかし、今のはま寿司は違います。

ネタもシャリもかなり美味しくなっています!
ネタはメニュー表に店内切りを表示していて、
店内切りの商品もかなり多いです。
食べてもなかなか鮮度良いです。

シャリは人肌の温度で温かさがある。
お酢も程よく効いています。

タッチパネルの表現を見ても、
握りメニューが強調されていて、
しかも、握りメニューのカテゴリーは、
「まぐろ、サーモン、えび、肉、たい・はまち、
たこ・いか、貝、ひかりもの、白身・他」
の9個に分けられています。

このカテゴリー名になっているメニューは
いずれも回転寿司では人気ですね!

その人気メニューがしっかり品揃えされていることが、
カテゴリーを見ただけで伝わります。

はま寿司はかなり寿司に集中しています!
寿司の商品力と低価格、コスパで勝負しています。

客層も子連れファミリーだけでなく、
寿司の商品力にうるさそうな
中高年夫婦なども多数来られていました。

私が行ったのは、土曜日のランチタイムでしたが、
20組のウェイティングでした。
集客力も上がってきているのではないかと思います。

営業の中で残念だったのは、
レーンの使い方ですね。

注文品しか流れていません。

レーンからとれる商品が
ピークタイムにゼロでした。

これでは回転寿司本来の楽しさは表現できていないですね。

しかし、それさえも
段階的に変えてくる予感さえしました。

まずは美味しい寿司を提供することに集中する。
そのために、レーンには商品を流さない。
ロスを出さないようにして、
その分を商品の品質アップにつなげる。

売上、客数が伸びてきたら、
レーンの楽しさに再挑戦する。

そんな予感さえ感じさせる進化ぶりでした。

はま寿司に悪いイメージを持たれたままの方は
是非行ってみてください。

イメージがきっと変わるでしょう。

それではまた。

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