新店オープン、大繁盛そば店のブランディング

新店オープン、大繁盛そば店のブランディング

2023年10月29日

先日私の以前のお付き合い先が
そばの新店をオープンしたということで、
お付き合い先の経営者の方と一緒に
お店に伺いました。

新店の経営者もご同席頂き、
かなり実りある視察になりました。

その新店は4店舗目なのですが、
地元では名の通った有名なそば店で、
既存店はいずれも大繁盛店です。

私は3店舗目のオープン時にお手伝いさせて頂いたのですが、
そのお店も現在月商1,400万円売っているとのことでした。
素晴らしい限りです。

さて、今回の新店は郊外ロードサイドで
建坪60坪65席、
オープン3ヵ月目の売上が週一休みで
月商約1,200万円とのことでした。
オープン景気も落ち着いてくる頃ですが、
かなり良いスタートです!

この坪数と席数、郊外という立地で
この売上ですからかなりのものですね。

お店に関しては、
ブランディングの視点が印象的でした。

このお店は元々本店が名の通った老舗そば店で、
それなりにブランド力があります。

それを最大限活かした経営で、
メニューも余計なことはせず、
絞り込まれています。
メニューが絞られているので、
提供スピードも早いです。

ブランドを維持するためには、
商品の味や見た目、
接客レベルを守ることもそうですが、
お店づくりも重要です。

このお店には客席から見える大きな庭があります。
おそらく10坪くらいはあります。

窓際の席に座ると、
きれいなお庭が見えて気持ちが良いんですね。

この10坪のスペース、
普通の経営者なら
席数にすることを考えたはずです。

敷地300坪、建坪60坪のお店で
そんなに大きなお店ではありません。

10坪あればあと席数なら15席くらいとれたかもしれません。
駐車場として活用することもできたはずです。
そうすれば、ピークタイムの瞬間売上はもっと高くなるかもしれません。

しかし、それをやめて庭にしたところが、
このお店のポイントの大きな一つだと思いました。

大きなお庭が見えることで、
お店で過ごす時間の価値が上がり、
その付加価値によって
単価を少しアップできる。

そうすると、この10坪の価値はぐんと上がります。

客数では、デメリットかもしれませんが、
客単価で言うと、プラス材料になる。

多くのお店が大きなお庭を持たない中で言うと、
その希少価値は高いですね!

そこに目を付けたのは素晴らしいと思いました。

これからの飲食店を考えると、
どうやって付加価値を高めるか、
この視点が非常に重要になってきます。

安さでは大手には適わない。
コスパだけでも限界がくる。
他店が見えていない付加価値の高め方を知っていて、
それを実践している企業が勝つ時代になると
私は思います。

私が言うのは生意気ですが、
ここの経営者はそれが見えているな
と思いました。

かなり勉強になりました。

それではまた。

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