一番商品の改良は既存店昨対アップのキモ

一番商品の改良は既存店昨対アップのキモ

2017年10月19日

昨日のセミナーでも参加者の方にお伺いしたのですが、
この一年以内に一番商品の改良をしているお店は
かなり少ないようです。

しかし、売上・集客アップのキモは
実は一番商品の更なる改良なのです。

一番商品がもっと魅力的になれば
リピート率がアップし、
再来店客数がアップしていきます。

一番商品の磨き込みは売上アップになるのです。

しかし、多くのお店が
今出数が出ているからという理由でそれをしません。

一つ質問をします。

「それは圧倒的に出ていますか?」

一番商品は圧倒的に出ないといけません。

例えば、私のクライアント先に
つくねが売りの焼鳥居酒屋があります。

このお店、オープン以来
この5年間ずっと伸び続けています。

なぜ伸びつけるのか?

つくねが圧倒的に出ているからです。

つくねの売上構成比は直近で18%です。
全売上に対してですよ。

そして
1人当たりの平均本数は3.5本です。

これすごくないですか?

一回の食事でつくねを3~4本食べて帰る店なんです。

つくねを満喫してるんですね。

だから伸び続けるのです。

商圏内でのポジションが明確にとれているのです。

焼鳥居酒屋で普通の焼鳥ばかり食べても
他店と差別化にはなりません。

とことんうちは一番商品のつくねを食べてもらう。

その体験が印象に残り、再来店する。

だから業績を押し上げるのです。

もちろん、商品自体にも特徴があります。

・1本60g以上のボリューム
・溢れる肉汁
・食感が出るように俵型で少し固め

そしてつくねのアイテム数は
トッピング系を増やして
24アイテムです。

それを店頭でも告知し、
メニューブックの一ページ目にも掲載している。

もうつくねを食べてくれという状態なんです。

商品自体でも、売り方でも良いので、
一番商品の更なる改良をしてください。

それがきっと売上を押し上げてくれます。

しかも持続的に。

私の経験では、
一番商品の選定と改良だけで
昨対売上150%伸びた事例もあります。

是非行動に移してください。

それではまた。

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