業態特性を活かして差別化する

業態特性を活かして差別化する

2019年4月11日

昨日は郊外ロードサイド型の
イタリアン店に
お伺いしていました。

お付き合いして1年半くらいのお店です。

最近の売上は昨対売上110%ぐらいで
推移しています。

すごく伸びている訳ではありませんが、
郊外型イタリアンという業態の中では
なかなか
検討していると思います。

今はサイゼリヤさんでも
既存店の昨対売上を落としています。

イタリアンは以前ほど
ハレの日に利用することが減ったと思うんですね。

もはや日常的に身近な料理ですし、
ディナーにわざわざ食べに行くという
業態では徐々になくなってきているように思います。

そんな厳しい環境中、
どうすれば伸びていくのか?

飲食店の業績アップを考える場合、
その業態ならではの
獲得しやすい利用動機を
掘り下げることが
私は重要だと思っています。

例えば、イタリアンなら
イタリアンを利用したくなるシーンを
掘り下げることです。

イタリアンは、
他の業態と比べて

●女性向き
●カップル向き
●ワインと相性が良い
●食事だけでなく、カフェとしても利用できる
●2000円でお腹いっぱいになる
●ピザはテイクアウト向き
●デザートと相性が良い

などなど。

イタリアンが得意な
客層や利用シーンがあると思います。

そこを徹底的に掘り下げることです。

昨日のイタリアン店では、
女子向きの業態特性を活かして
宴会は一般のコースではなく、
「女子会コース」を徹底的に推しています。

また、
2,000円でお腹いっぱいになれることを
アピールするために、
夜は「一人2,000円のディナーコース」を
3種類用意し、
大きいメニューブックで目立つように表現しています。

ドリンクは
ワインと相性が良いことを活かして
フルーツサングリアを6種類用意して
差別化を図っています。

そしてこれからは
ピザのテイクアウトなども
しっかり訴求していって欲しいと思っています。

このように
イタリアンという業態特性をもっと深堀する
ことで活性化は図れます。

一般的に競合店というと、
同じイタリアンの競合ばかりを意識してしまいますが、
特に地方のロードサイドなんかでは、
周辺の飲食店すべてが競合店とも言えます。

その際は、
同じ業態だけの差別化ではなく、
他の飲食店との差別化を考えていくべきです。

その時は、
業態特性を考えてみてください。

イタリアンは
そもそもイタリアンが得意な
客層や利用シーンがあるはずです。

そこをもっともっと掘り下げてください。

そこに業績アップのヒントが詰まっています。

それではまた。

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