この一年、精度の高い攻めをした会社が勝つ

この一年、精度の高い攻めをした会社が勝つ

2020年6月17日

先日ジョイフルが200店閉店とニュースが出ましたね。
直営店の3割を閉めるとのことです。

大手はこのようにニュースになりますが、
最近は街を歩いていても飲食店の閉店が目につきます。

ニュースにならないところで
かなり閉店が出ています。

おそらくこの先一年、第2波への懸念や
デフレからもっと閉店が出ると思います。

そうなってくるとどうなるか?

物件がたくさん市場に出てきます。
そこで新規出店を仕掛ける会社があるでしょう。

とりあえず当面の資金がある会社は攻めてくる。
空き物件に家賃交渉をして出てきます。

しかし、それが上手くいくかは当然ですが、
どんな場所でどんな業態をするかにかかってきます。

ここで失敗すると、傷口を拡げてしまう。

つまり、成功の確率が高いもの。
成功の精度の高さが
この一年超重要だと考えています。

ここで成功する業態を開発できた会社は、
この外食産業の
勢力図をひっくり返すかもしれません。

つまり、この一年の新店で成功すること。
これが急成長チェーンになれるかどうかの要と言っても
過言ではありません。

私がこれからおもしろいと思っている業態は
いくつかあります。

特に大きな売上を狙うならおもしろいのは2つ。

一つは、
郊外ロードサイドのホルモン居酒屋です。

これは以前メルマガでも紹介したので、
ここでの詳細は割愛します。
こちらをご覧ください。
https://bit.ly/2B9UdUR

席数によっては、
こちらの業態は月商1000万円超えを狙えます!

そしてもう一つは、
郊外ロードサイドの餃子特化型中華レストランです。

こちらも成功事例があります。
簡単に言うと、餃子の王将を
もっとファミリー使用にした感じの業態です。

郊外型の中華は、大手で言うと、
餃子の王将やバーミャン、大阪王将
などありますが、
ファミリーターゲットは
そのくらいです。

中華料理店の多くは、
男性1~2人向けの個人店、
小さな店が多いのです。

ファミリー使用の業態は上記のお店ぐらいで
差別化をつくれば、十分勝機ありです。

こちらも月商1000万円超えを狙えます。

餃子特化型にすれば、
テイクアウトもとれます!

このコロナ禍でも
餃子の王将は既存店売上高で
3月96.6%、4月78.3%、5月88.2%です。

他の外食チェーン店と比較すると、
かなり健闘していますよね。

夏には100%を超えるかもしれません。

この餃子特化型中華レストランはおもしろいですよ。

また、ベッドタウンの駅前や商店街でも
新業態のアイデアはあります。

これについてはまた今度書きましょう。

それではまた。

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