スタートダッシュに成功したうどん店

スタートダッシュに成功したうどん店

2019年4月16日

この4月にお付き合い先のうどん店が
オープンしました。

郊外ロードサイド沿いです。

席数は約40席と小ぶりな店舗ながら

売上は現在平日で約15万円、
土日で約25万円売るそうです。

現場に入っている社員の方からは
「予想以上にお客様が来て、てんてこまいです。」
とのことです。

素晴らしいですね。

このサイズのお店としては
よく売っています。

もちろんまだオープン景気なので
浮かれてはいられません。

このお店はもちろん
当たると思ってやっていますので、
目標も高いですが、
それ以上にいきそうです。

マーケティング的な仕掛け
もしっかりやっています。

大きなポイントは3つ。

1.うどん定食店としてのポジショニング

単なる単品中心のうどん店ではなく、
定食に強いうどん店として見せています。

そのため、一番商品は天ぷら定食です。
天ぷら盛合せとうどん、ミニサラダ、ご飯、小鉢がついたセットです。

そして、丼セットも主力商品として訴求しています。
天丼セットやかつ丼セットです。

単品うどんを中心に売るのではなく、
うどんと丼の組合せ、定食との組み合わせが中心です。

このようにしたのはなぜかと言うと、
周辺の競合店が単品うどんが中心のお店が多く、
一番商品もうどんのトッピング系でした。
うどんの上に肉とか天ぷらが入っている商品ですね。

そのため、自店はその土俵では勝負せず、
定食の強いお店として
差別化を図ったということです。

2.手作り、できたて特化

料理は手作りでできたてが美味しいのは
言うまでもありません。

ですからメニュー数は絞りながらも
商品は手作り、できたてです。

うどんはもちろん自家製麺で
打ちたて、切りたて、湯掻きたてです。

天ぷらも揚げたて、
かつ丼のかつも店で
パン粉を付けて揚げています。

それをわかりやすく伝えるために、
店舗の冠名は
「自家製麺と揚げたて天ぷら」にしました。

また、手元まで見えるオープンキッチンで
揚げたてや湯がきたての調理実演が
見えるように売場を作っています。

3.ボリューム感とお値打ち感を徹底訴求

「1000円以内でお腹いっぱいになれる」
ということがこの立地での
リピート率の肝だと考えています。

そのため、
天ぷら定食や丼セットでも
1000円以下で提供しています。

そして麺のグラム数も
他店よりちょっと多めです。

ちょっと多いなぐらいが
繁盛店になるための秘訣です。

ボリューム感は繁盛するための必須条件です。

あとは、お値打ち感を出すための
無料惣菜コーナー。

切り干し大根やマカロニサラダなど
5種類以上の惣菜が食べ放題です。

これも他店との差別化づくりとしては
すごく効果的です。

無料惣菜コーナーのあるうどん店として
認知されることを狙っています。

以上です。

現状の数字は
オープン景気ですが、

ポジショニングや
差別化要素もしっかりあるので
私はこのまま、
いやそれ以上にいけると思っています。

もし、新店をつくる際や
既存店の活性化を図る際は
上記の視点も是非参考にしてみてください。

それではまた。

P.S.
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