スタッフの幸せ度を数値化して業績を伸ばす

スタッフの幸せ度を数値化して業績を伸ばす

2021年11月17日

先日以前から仲良くさせてもらっている
居酒屋の経営者にお願いして、
お付き合い先の社長と一緒に
店長会議を見学させてもらいました。

その会社は現在7店舗の居酒屋を運営されております。

この会社のすごいところは、
7年間、社員の離職者ゼロという
驚異的な実績を持っています。

とにかく社員がやめないですし、
社員のモチベーションが高い。
そして社員は全てアルバイトからの
成り上がりだそうです。

店長会議を見ていて思ったのは、
会議自体が居酒屋経営塾といった感じで、
20代の若きマネージャーが、
コスト面やマネジメント面で
20代の若い店長たちをファシリテーションしながら
教育するといった感じでした。

また会議では、経費を含めて、
雇用調整助成金など
全ての数字がオープンなのも印象的でした。
この助成金をどう有効活用するのか?
などを店長たちが考えているのです。

そして、この店長会議で最も勉強になったのは、
アルバイトスタッフの幸せ度を数値化しているという点です。

この会社では、毎月、
「店長を尊敬できますか?」
「楽しく働けていますか?」
「店舗に貢献できていますか?」
など
独自の項目でスタッフにアンケートをとっています。

それぞれの項目は5段階評価になっていて、
店舗毎に平均点をグラフ化して、
なぜ、このお店は幸せ度が低いのかなどを議論していました。

これはなかなか画期的な取り組みです!

スタッフの幸せ度を数値化するという試み事態が
まず画期的ですし、
さらにその改善策は、その会社の中でノウハウ化できる。

そしてもっと言うと、もしその幸せ度と
売上や利益の数字の相関関係が証明できれば、
スタッフの幸せ度をKPIにできます。

これはすごいなと思いました。

私も社員の幸せ度と売上、利益には
相関関係があると思っています!

そしてこれからの居酒屋経営において、
人材獲得は超重要テーマです。
その為にはまず離職者を減らすこと。
離職者を減らすためにはモチベーションが高い文化と仕組みをつくること。
そしてアルバイトから社員になりたいという要望が出ることです。

その点においてこの会社は
だいぶ先頭を走っているなと思いました。

皆様のヒントになれば幸いです。

それではまた。

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